夏コミ特集もいよいよ最終章！「DOLCE.のなんすかコレ！？」のコーナー！
今回は「P*Light」氏と「Hommarju」氏に突撃「同時」インタビューをしてきました！
新譜CDの内容は勿論、お二人それぞれの音楽のルーツや、制作に関わるお話、交友関係についてまで幅広く聞いてきました！
大ボリュームのインタビューとなっておりますので、必見です！！！
OFFICIAL SITE: http://pichnopop.net/
Twitter@P*Light: https://twitter.com/P_Light/
Twitter@Hommarju: https://twitter.com/hommarju
～We Are Double Universe～
DOLCE.さて、今回何故お二人同時のインタビューになったかと申しますと、
独自の情報筋で入手したお話で、今回の夏コミにお二人のスプリットアルバムをリリース予定という情報を手に入れてしまいました！
本当にお二人のスプリットアルバムをリリースする予定なのでしょうか？
P*Lightそうそう。
Hommarjuよく知ってるね(笑)
DOLCE.本当なんですね！やったー！ありがとう御座います。
ズバリ今回の新譜、どういったものになっているかお聞かせ頂けますか？
P*Lightまあ分かりやすく言えば、僕とHommarjuさんのスプリットアルバムなんですけど、
作ろうと思ったきっかけは、ボルテに収録されている僕らの合作曲「Double Universe」っていう曲に焦点が当たり、
Hommarjuさんもそうだし、はちぷよさんとTOHRU MiTSUHASHiさんの4人で何か一作品作りたいねってなって、
だから見え方的には僕とHommarjuさんの2人の作品みたいに見えるかもしれないんですが、
はちぷよさんも今回は1曲1曲にイラストなど付けたりしてブックレット作っているし、
トールさんもCDデザインやブックレットデザイン、特設サイトや写真加工など、アートワーク陣も相当力を入れてくれて、
4人の労力が均等に加わった全員の作品として完成しました。
DOLCE.なるほど、お二人のみでなくpichnopop全体としても力が加わったアルバムになっているわけですね！
こちらはどういったジャンルが収録されたCDになりましたか？
Hommarju僕らDouble Universeから始まっている4人なので、そのHARDCOREの要素はまず第一にありつつ、
あとは普段出来ないような事もやりつつで、Double Universeは名前からもある通り「宇宙」的な世界観があるので、
それに沿ってやりたい事を重ねつつ作っていきました。
P*LightまずDouble Universeという曲があって始まったプロジェクトなので、
世界観の大きな軸として「宇宙」というテーマがあったので、自ずとそこを意識した楽曲作りになりました。
なので、ジャンルとしてはかなり幅広いものまで収録されてるよね。
Hommarjuうんうん。
P*Lightバラードなんかも入っているので、BPMで言うとホント90～200ぐらい幅広いラインナップになってます。
DOLCE.なるほど！1枚でも色んなジャンルの楽曲が聴ける1作になっているんですね。
今回のアルバム制作はどちらから話を持ち掛けましたか？
Hommarjuこれは僕ですね。僕から声を掛けました。
去年の夏頃、確かEDPに出た時の控え室でぴーくんに声を掛けたのを凄く覚えています。
DOLCE.Hommarjuさんからだったんですね！ふむふむ。
P*LightDouble Universeという曲を出してからも、Hommarjuさんと色々曲を書く事もあったし、
僕の中でもそういう構想はぼんやりあって。でも自分一人で動くプロジェクトではないので、
Hommarjuさんが出したいタイミングでやりたいなと思っていました。
なのでそういう風に声を掛けてもらったのは嬉しかったし、良いタイミングかなとも思って、プロジェクトが始動しました。
声を掛けてもらった所からアルバムの構想を練る所、実作業などを経て完成までは大体丸一年ぐらいかかりました。
DOLCE.構想からかなりの時間を経て完成したアルバムという事ですね、ありがとうございます。
音ゲー楽曲が収録されているという事で、音楽ゲーム的なアプローチも強くあるとは思うのですが、
DJとしても使えるような楽曲なども収録されていますか？
Hommarjuうん、それは勿論！
やっぱり僕らがアルバムを出す以上は、聴くだけでなく、自分達も現場で使えるものが欲しいなと思ってる面があるので。
2曲目の僕の「No Alert (Hardcore Mix)」という楽曲に関しては、バッチリ自分がDJで使用する事も考えながら制作しました。
P*Lightそうだね、俺の3曲目の「Feelin’ You」も、クラブで使える今時のUK HARDCOREって感じに仕上がってます。
ただ、いつものように現場で使える音っていうのも勿論入ってるんですけど、今回宇宙っていうコンセプトがあったので、
さっきも触れた通りジャンルも幅広く、リスニングに特化した楽曲とかもいくつか入っていて。
ソロ曲はお互いで4曲ずつ作ったんですが、ジャンル被りもほとんどなかったので、
最後まで楽しく聴いてもらえるんじゃないかな、と思います。
DOLCE.一枚でも幅広い色が見える楽曲になっている訳ですね。更にDJでも使える楽曲まで入っていると。
HommarjuCDとしても聴けるし、DJとしても使える一枚になっているので、両方の比率として平均以上の出来かなって思ってます。
DOLCE.ありがとう御座います。合作に関しては表題曲含め何曲になりますか？
P*Light表題曲のDouble Universe (Long Ver.)に加えて、今回は二人の合作「GAIA」を一曲書き下ろしました。
DOLCE.なるほど、合作曲としては2曲収録されているのですね！
新譜に収録された楽曲の中で思い入れの強い曲を挙げるとしたらどの楽曲になりますか？お二人で1曲ずつお願いします。
Hommarju僕はさっきぴーくんが言ってくれた合作の「GAIA」っていう曲かな。一番印象深いです。
Double Universeのロング制作も、実際はお互いデータと文字のやり取りだけで作った楽曲なんですが、
今までの合作の中でもGAIAに関してだけは、お互い一つのスタジオに集まって、
何もない所から「あーでもない、こーでもない」と言いながら作り始めたので、それがとても印象深かったし、
そうじゃないと出来ない曲に仕上がったなぁって思います。
DOLCE.二人同じスタジオでやろうと決めて予定を組んでいた訳ですね。
Hommarjuそうです。結構早く出来たよね？
P*Lightそうだね、曲のベースになる部分は大体5、6時間ぐらいで出来て、
そこからは細かい調整やMIXなどを詰めていって、完成に向かって行く。
言ったらその一番最初の「ゼロ」から「1」が出来る瞬間が一番大変だから、
そこが固まっちゃえば後は、っていう感じで。
DOLCE.その「1」が出来るまでがかなり早かったという事ですね。
Hommarjuうん。
P*Lightそうだねー。割りとスムーズに固まりました。
中々そういう事も無いから、完成した後の後味みたいなのもスッキリしていて。
苦しんで生まれた曲とかは「これで良かったのかなぁ…」って思ったりとか。
Hommarjuあー分かる分かる！(笑)
P*LightでもGAIAはスッと出来た曲だったから、「これだ」って納得出来る曲になっていると思います。
あと今回のCDは合作のDouble Universeから始まって、合作のGAIAで終わる曲順なんですけど、
GAIAはHARDCOREをベースにはしているんですが、ラストトラックに相応しい壮大さのあるサウンドになっているので、
その辺りも楽しんで聴いてもらえるんじゃないかなって思います。
DOLCE.一枚のアルバムとしての起承転結も大事にしているんですね。
Hommarju僕らの制作もこの曲で最後だったもんね。
P*Lightあ～そうだね。
Hommarju仕上げとかそういう部分はまた別だけど、デモの段階で本当に手付かずの曲はGAIAでした。
全てを踏まえた上で最後に作って、本当に最後っぽい曲になったのかなって。
DOLCE.確かに思い入れが強いのも頷けます。ありがとう御座います。
P*Lightさんはどの楽曲になりますか？
P*Light僕はDouble Universe (The 4th Remix)かな。
合作ってやっぱりどうしてもどっちかに比重が寄ってしまうって事がほとんどで、記事読んでくれてるリスナーの方もそう思うかもしれないんだけど、
「5対5になってるな」っていう合作って中々少ないんですよね。例えばこのパートはRyuさんが作って、次のパートはkors kさんが作って、っていう
展開展開で分かるような雰囲気の合作というものは良くありがちなんですが、
今回のRemixは綺麗に時間軸通りにThe 4thの二人が出て来て、並行したまま最後まで進んで行くようなイメージになっていて。
そういうアプローチの上手さにも驚いたし、楽曲もThe 4thカラーに染まっていて、また一味違う魅力を引き出してくれているので、
思い入れが強いし凄く良いRemixなので、これはもうCD買ってフルでじっくり聴いて欲しいですね。
イントロからもうめちゃくちゃカッコいいんで。
Hommarjuそう！
DOLCE.イントロから既に！(笑)
Hommarju自分の曲をRemixしてもらえるっていうのはちょっと特別な思いがあるんだけど、
The 4th Remixの音源が挙がってきた時はもう完全にリスナーと化していました。(笑)
「うわあ！うわあ！」って転げ落ちて。それが、今から聴く人にも直接伝わるものがあるんじゃないかなって思います！
DOLCE.圧巻のRemixになっているのですね、早く聴いてみたい！ありがとう御座います。
～ゲストもDouble Universeのコンセプトに沿って～
これはやはり「The 4th」がユニットっていう共通点があったからお願いした部分もあるんですか？
P*Lightそうだね、今回のコンセプト的にも合作で揃えたいっていう所もあって、
表題曲のRemixは僕らの師匠でもあるThe 4thのお二人にお願いしたし、
実は今回コミケ会場限定で特典CDが付くんですけど、その特典CDは
今回の新譜収録曲からそれぞれ「BlackY」君と「Yooh」君にRemixしてもらっています。
これも僕らより下の世代でライバルやコンビのような、二人で切磋琢磨して頑張っている人たちにお願いしようと決めていました。
DOLCE.なんと！めっちゃアツい事してますね！
P*Lightアツいっしょ？アツいっしょ？アツい事してるから、ブログでは赤字で頼むよ？(笑)
DOLCE.分かりました、任せてください。(笑)
今回はゲストの他にボーカリストさんなどはいますか？
P*Light今回はボーカリストさんにもお互い1曲ずつお願いしていまして、
Hommarjuさんは「Meteor」という曲で「MAYUMI MORINAGA」さん、
僕は「Princess of a Rose」という曲で「mow*2」さんに歌って頂きました。
DOLCE.なるほど、ボーカル楽曲もお互い1曲ずつ入っているのですね。
ジャケットのイラストやデザインなども先ほど冒頭でお話させていただいたお二人に手掛けて頂いているんですよね。
P*Lightそうですね、イラストははちぷよさん、デザインはトールさん。
ジャケットからブックレットの話になるんですが、僕のCDだと大体いつも4ページぐらいだったんですけど、
今回は16ページと、こういうアルバムにしては珍しいぐらいいっぱい入っていて、
歌詞とかも勿論なんですけど、それぞれ楽曲のイメージイラストだったりとか、1曲1曲ライナーノーツも載せていて、
目でも楽しめるCDになっています。
DOLCE.このライナーノーツはブックレットにしか載っていないものなんですね？
P*Lightそうです！
Hommarju曲に合わせてイラストだけでなくデザインも一つずつテーマがあって変えてもらっているので。
P*Lightそこははちぷよさんとトールさんのコラボレーションで、俺らが楽曲を作るように1枚1枚同じ熱量で作りました。
Hommarjuそういう部分でも曲だけがメインじゃなくて、そういう所も1つの作品のアピールポイントだと思っているので、全体を通して楽しんでもらいたいなと。
DOLCE.ありがとう御座います！
特典のお話なんかもお知らせ頂きましたが、コミケの情報も教えて頂けますか？
P*Light言い忘れてたんですが、初回版はジャケットにホログラム箔が付いています。
新譜のDouble Universeは会場1,000円、通販1,400円(税抜)
それの他に今回は俺とHommarjuさんのラバーバンド(DJ MIX付き)も頒布します。こちらは1,000円、TANO*C STOREで1,400円(税抜)
更に会場ではコミケ限定セットというものがありまして、新譜・特典CD・紙袋・うちわ・俺とHommarjuさんのラバーバンド、
以上5点が付いて2,000円のセットを用意しています。
場所は3日目(日)の「西a-55b」にて！お待ちしておりますので、何卒宜しくお願いします！
ラバーバンドについては俺らのDJ MIXがDL出来るコードも付いているんですが、
イベントに来る時なんかは是非DJ MIXを聴きながら、テンション高めて現場に来てもらえたらいいなという思いも込めてます。
特設サイト – http://double-universe.pichnopop.net/
Hommarjuあとは僕の方からも新グッズとしてTシャツを頒布予定です！
“頒布価格は3,000円。「S2TBTANO*C 2016」も控えてるので、合わせて着て会場までお越し頂けたらとても嬉しいなと思います！
もちろんTANO*C STOREでも扱っているので、チェックしてね！”
DOLCE.ありがとう御座います！コミケ限定のセットは中々お買い得な頒布価格になっているのではと！
Hommarjuさんの新Tシャツも要チェックです、会場に急げですね！
